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【ようこそ、ヒュナム堂書店へ】ファン・ボルム

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2024年、本屋大賞翻訳小説部門第1位の本のご紹介です。

舞台は本屋×おいしいコーヒーと来たら、読まないわけにはいきません☆

私自身、韓国人作家さんの小説を読むのは初めてでしたが、韓国の文化や社会の形が垣間見れてとても興味深い内容でしたので皆様にもぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

読んでいる間も、読み終わったときにも、ずーっと暖かい穏やかな気持ちがコーヒーの香りとともにあるようなそんな物語です。

【ようこそ、ヒュナム堂書店へ】ファン・ボルム  集英社

あらすじ

ソウル市内の住宅街にできた『ヒュナム洞書店』。会社を辞めたヨンジュは、追いつめられたかのようにその店を立ち上げた。書店にやってくるのは、就活に失敗したアルバイトのバリスタ・ミンジュン、夫の愚痴をこぼすコーヒー業者のジミ、無気力な高校生ミンチョルとその母ミンチョルオンマ、ネットでブログが炎上した作家のスンウ……。
それぞれに悩みを抱えたふつうの人々が、今日もヒュナム洞書店で出会う。

ネットの電子出版プロジェクトから
瞬く間に人気を博した、本と書店が人をつなぐ物語

イラスト/バン・ジス

出版社 集英社(公式ページ)より引用

主人公のヨンジュは厳しい会社員生活に区切りをつけ、「ヒュナム堂書店」を立ち上げます。

「ヒュ(休)」という意味が込められている「ヒュナム堂書店」には、頑張って走り続けてきた人々が一旦立ち止まって心をリセットする場所として訪れるようになっていきます。

作者のファン・ボルムさんのインタビューに、

『韓国はものすごく競争が激しくて、幼いころからその環境に飛び込んでずっと走っていないといけないんです。』

『韓国は走り続けなければいけない、成功しなければならないという声が大きい社会です。だから「休んでもいいよ」と言ってくれる人が必要。』

という一文がありました。(好書好日さん参照)

主人公の店主・ヨンジュもまた、休み方を知らずに心を病んでしまった一人。

自分らしく働くことの大切さを知る彼女は、きちんと休むことを最重要事項として、アルバイトのバリスタ・ミンジュンとともに、心地よい空間を作っていきます。

韓国でも30万部を突破するベストセラーとなっていることからわかるように、過度な競争社会に生きづらさを感じている人々が多いのかもしれません。

お店にやってきて一日中ゆっくりと編み物をしている女性、大学受験の重さに無気力になってしまった高校生、そしてその母親。

誰もが忙しい社会の中で何かしらの悩みを抱えながらも、自分を見つめなおす時間を必要としていることに耳を傾け、時にはそっと背中を押してくれるような物語に共感する読者が多いのがうなずけます。

ちょっとしたユーモアもちりばめられた物語。

春は心がウキウキするのと同時に、新しい環境に疲れて不安定になる時期でもありますよね。

この本がそんな気持ちを受け止めてくれるような気がします。

コーヒーを淹れて、「ヒュナム堂」の世界観をゆったり感じてみてはいかがでしょうか^^

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本とキッチン
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