毎年この時期になると焼いているわが家の定番のおやつ。いつもなら紅玉を使うところ、今年は秋映を使ってケーキを焼いてみましたよ♡
甘酸っぱいシャキシャキしたりんごに、バターとアーモンドパウダーのコクが合わさって簡単なのに味わい深いケーキをご紹介します。
秋映はどんなりんご?

秋映(あきばえ)は、〖千秋〗と〖津軽〗を交配した、長野県オリジナルのりんごの品種です。
【秋映】と同じく長野県オリジナルの【シナノスウィート】と【シナノゴールド】と合わせて、
「長野県りんご三兄弟」と呼ばれています。
ちなみに、この「長野県りんご三兄弟」は商標登録されているそうですよ!
〖千秋〗(せんしゅう)
果汁が多く深い色。
日本を代表するふじに、甘酸っぱい東光(今は流通していません)を掛け合わせて品種改良されたもの
〖津軽〗
果汁が多く甘みが強い。果肉は柔らかめ。
アメリカのゴールデンデリシャスと、お菓子作りには欠かせない甘酸っぱい紅玉を掛け合わせてできた品種
この二つの品種を掛け合わせてできた秋映は、見た目は深い赤・果汁たっぷり・甘みと酸味をバランスよく受け継いだ品種になったんですね!
酸味と甘みがしっかり強くて、パリッ!シャキッ!とした歯ごたえが好きな人は絶対に秋映を気に入るはず。
芯だけ取って、皮ごとパリパリ食べるのが最高に美味しい🍎

今年はふるさと納税で、長野県飯綱町の秋映をいただきました。
パリパリでみずみずしい!
すっかり秋映のファンになってしまいました。
また来年もリピートしたいな。
りんごのバターケーキの作り方
細かいことは気にせずに、どんどんまぜていきましょう。
粉類はふるっておく・卵とバターを常温にするなどの面倒なことはなしです。
焼きたいと思ったときに焼きましょう!
紅玉でももちろん美味しくできます。
ふじの場合はレモン汁を大さじ1ほど入れると美味しいですよ。
材料 (20×20cmのスクエア型を使いました)
薄力粉 100g
ベーキングパウダー 小さじ1弱 ※薄力粉の中にベーキングパウダーを入れておく
アーモンドパウダー 100g
バター(塩分不使用) 100g
グラニュー糖 100g
卵 2個
・りんご 小さめのもの2個
・ラム酒 大さじ1(お好みで)
準備
・型にオーブンシートを敷く
・オーブンを170℃に温める
・バターをレンジか湯せんで溶かしておく
作り方
1.リンゴの皮をむき、薄切りにし、ラム酒をふりかけ、軽く混ぜておく。

2.ボウルに卵を割り入れ、グラニュー糖を入れて、白っぽくもったりとするまでよく混ぜる。
(あればハンドミキサーを使うとラク)
3.アーモンドパウダーを加えて泡だて器でまぜ、温かい溶かしバターを加えてさらに混ぜる。
4.薄力粉とベーキングパウダーを合わせて一度スプーンなどでグルグルまぜてから3にふるい入れ、
ゴムベラでツヤが出るまで混ぜ合わせる。

5.リンゴを加えてさっくりと混ぜ合わせる。

6.生地を型に入れて、平らにならし、170℃で40分焼く。
竹ぐしを刺してみて生地がついてこなければOK。


こんがり焼けて部屋中いい匂い♪

さあ、召しあがれ♡
焼いたその日より、翌日の方が味がなじんでおいしくなります。
わたしは一晩冷蔵庫で冷やして食べるのがお気に入り。
記事がキュッとしまってりんごの歯ごたえが引き立ちます。
ラム酒の香りがほのかに広がってコーヒーにも紅茶にも合いますよ^^
まだネットでも買えそうです
石窯オーブンを使っています。
予熱も早く、とってもおすすめ。

